私は自分に自信がなかった。いつも口だけで行動が伴わず、先の人生にも不安を抱いていた。
ただフィリピンのとある企業でインターンをしている時、何を思ったのか「TOEICで800点以上を目指す」という目標を掲げた。これまでTOEICの受験歴はなく、とりあえず実施してみた模試は400点台だった。しかもフィリピン滞在の期限は3ヶ月間・・・つまり、働きながら3ヶ月以内に300点以上スコアを上げる無謀な挑戦だった。当時は、恥ずかしくて・・・周りに公言する事もできなかった。でも、「今回は必ずやり遂げる」そう心に決め、挑戦が始まった。
そこから毎日平均8時間の学習に取り組んだ。計3回の受験の機会があったが、2回目までは目標には全く届かず、「やっぱり無理かな」と正直かなりヘコんだ。それでも「自分で決めた目標だから!」と這い上がり、毎日の学習を継続させた。
その結果、最後の最後でやっと800点超えに到達する事が出来た。そのスコアを目にした瞬間は今でも鮮明に覚えている。東南アジアの熱気と騒音。足先から身体中に走った衝撃。
その衝撃が頭の先に抜けた瞬間パッと視界が開けて世界が明るく見えた。その後、自信に満ち溢れてきて今までにないくらい流暢な英語が話せた。今でもこの感覚を思い出すと自分に誇りを持ち、信頼する事ができる。そして、どんなことでも乗り越えるパワーを与えてくれる。だからこそここで出会う生徒たちにも、これから先の困難を乗り越えられるよう、自分を信頼できる経験を、受験を通して獲得して欲しいと願う。
Q. 多くの生徒が塾に通う理由として、「成績を上げたい」「苦手教科を克服したい」「志望校に合格したい」という目的があると思いますが、これは正しいでしょうか?
濱野. はい、その通りです。生徒たちはこれらの具体的な目標を持って塾に通っています。
Q. 成績を上げるためにはどのような勉強方法が効果的だと考えますか?また、塾での勉強は順調でも自宅での勉強に困る生徒が多いと聞きますが、その原因は何だと思いますか?
濱野. 自宅での勉強に困る主な理由は、塾では講師の指示に従って勉強しているため、自宅で自分一人で勉強する際に何をどのように勉強すれば良いのか分からなくなるからです。これは、無意識に「勉強をさせられている」と感じてしまうことが、モチベーションの低下に繋がっているためです。
Q. 生徒が自宅でも効果的に勉強を進めるためには、どのような改善策が考えられますか?
濱野. 重要なのは、生徒自身が勉強の「主役」になることです。つまり、何を、どのように勉強するかを自分の意志で決定し、それに責任を持つことが必要です。このプロセスを通じて、自ら考え、行動する習慣を身につけることが重要です。
Q. 濱野先生は、生徒の自主性をどのように支援していますか?
濱野. 私たちはコーチングを通じて、生徒一人ひとりの主体性を育むサポートを行っています。生徒が自分の学びを主導することができるよう、個々のニーズに合わせた指導を心掛けています。私たちは生徒が自分の夢に向かって成長していく姿を見ることを心から楽しみにしています。
塾に通う目的というものは人それぞれで、勉強方法が分からないから入ったという人もいますし受験対策や学力を伸ばすために通っているという人もいるでしょう。
生徒一人一人で苦手科目も勉強スタイルも異なるので、コミュニケーションを通してその生徒に合った指導やサポートを行えるよう心がけています。
勉強を効率よく行うにあたって「目標を定めること」と「復習」の二つはとても大事だと考えます。
毎日、その日の目標を定めて学習を行い最後にその日学習した分の復習を行う。勉強する前に前回学習した分の復習確認を行うのもいいと思います。そういった学習を毎日繰り返して行えば必ず結果が出ます。
目標をもって楽しく勉強が行えるように全力でサポートします!