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宮崎県高校入試-数学|確実に10点アップさせる方法
計算ミスや、ぼんミスがなくならない・・・
しっかり勉強して、高得点の自信があった数学の定期テスト。
しかし返却された答案を見ると、、、
計算ミスで10点以上も落としている。
そんな経験はありませんか?
そしてあなたにとって、計算ミスで点数を落としたという経験は1回きりでしょうか?
おそらく、1回ではなく複数回以上あるのではないでしょうか?
確実に点数を取る上で、計算ミスを減らすのは最重要事項といっても過言ではないです。
基本的にテストの答案は答えだけを記入する形式がほとんどなので、
採点者は計算過程を一切考慮せず、最後の答えで正誤を判断します。
どんなに正しい解法を導き出せていても、
最後の答えが計算ミスで違うものになってしまったら、
その問題に全く歯が立たなかった他の生徒と同じ点数を減点されるのです。
また、特に入試レベルの問題では、大問における小問1問目の答えを、次の2問目以降の小問でも活用する事が多くあります。
もし1問目で計算ミスに気付かないまま、その答えを利用すると、
そのミスした答えで導き出した答えも必ず間違ってしまうという事さえ起きてしまいます⚠️
このように、計算ミスが悲劇を起こしてしまうのを防ぐためにも、
極力計算ミスを減らすように努力すべきでしょう。
そんな計算ミスに悩んでいる皆さんに、計算ミスに効く処方箋を提供します!
普段の勉強で3つのポイントを意識するだけで、あなたの計算ミスの数は格段に減ります!
同じ計算を2回繰り返す習慣を付ける
問題演習で時間制限を設ける
自分だけの集中アンテナを作り上げる
以上の3つになります。
それでは、1つ1つ詳しく説明していきましょう。
同じ計算を2回繰り返す習慣を付ける
どんなに注意していても、完全に計算ミスを避けられるとは限りません。
そうとなれば、1回ではなく2回同じ計算を繰り返すという石橋を叩いて渡る作戦がとても大切になります。
自宅で問題を解く際、1回解いただけですぐに答え合わせを始めようとせず、
同じ問題の計算部分をもう1度解くようにしてください。
この時、自分の計算過程メモを見ながら確認するのではなく、白紙の状態で最初から取り組むのが肝心です。
そこで同じ答えが出れば、計算ミスはしていないと確信し、
逆に違う答えが出れば、どちらが正しい答えなのか慎重に検討する事になります。
2回の計算を終えて初めて、計算ミスはしていないという自信を持った答えを確定させてください。
計算ミスは度々起こるものだという前提で、ミスを減らすための最大限の労力を重ねましょう。
同じ計算を繰り返すのは面倒だと考える人もいるでしょうが、
慣れてくるとスピードも上がって来て、大した手間も感じなくなるので、
騙されたと思って是非、今日から取り組んでみてください!!!
問題演習で時間制限を設ける
家で解く時は計算ミスが少ないのに、テストの時だけ極端にミスが増えるという事はありませんか?
それはおそらく、日常とは異なる緊張感などが原因でしょう。
学校や家で、自分のペースでのんびり問題を解くのと違って、
テスト本番では独特の雰囲気があるため、本来の実力を発揮できなくなる事も少なくないです。
そこで、普段から定期テストや入試に近い状態を再現するために、
時間制限を設けた問題演習を行うようにしてください。
設定した時間いっぱい集中して問題演習を重ねて、一区切りした後に採点に移るという形です。(採点の際は、解法が分からなかった問題と計算ミスをした問題で必ず区別しましょう。)
前の記事でも述べた通り、時間制限があるのがテストの特徴の1つですが、答案に1度書いた答えを消してはいけないというルールは決して存在しないため、当然、試験時間中はいくらでも自分の回答を変える事ができます。
問題を解いている間、自分の答えを修正するという時間の猶予が与えられているのです。
だからこそ、1度計算ミスをするのは構わないと割り切って、
2度の計算を終えた段階で、ミスがあるかどうか気付けるように意識しましょう。
1回解いただけで満足せず、必ず解き直し見直しを重ねて計算ミス0を目指してください。
自分だけの集中アンテナを作り上げる
日々の問題演習の過程で、計算ミスをした問題の傾向を細かく分析してください。
同じような計算ミスをしないためには、次に似た問題に出会った時が重要であって、
「今度は計算ミスをしないぞ!」という集中アンテナを立てるのです。
自分だけの集中アンテナを張る事で、スイッチが入ったようにすっと頭が冷静になるので、より確実に計算ミスを減らせるようになります。
計算ミスの具体例
具体例として、よく見かける中学生の計算ミスの傾向を4つ紹介します。
小数・分数の計算ミス
小数・分数が登場した途端、計算ミスが増える生徒が非常に多いです。
整数と比べて単純に出会う回数が少ないため、苦手だと気付かないまま放置してしまいがちのようです。
対策としては、小学校の計算ドリル等に戻って復習すると良いでしょう。
括弧「()」の前のマイナスが招く計算ミス
分配法則の罠で、マイナスによってプラス・マイナスを逆転させるのを忘れる生徒が多いです。
括弧の中身の項が1つであれば間違わない人でも、項が2つ以上になると、後ろの項のプラス・マイナス逆転を忘れてしまいがちです。
「2x-5(4x+3)」の計算が、「2x-20x+15」になってしまうようなパターンです。
対策としては、括弧の前にマイナスがある時だけは丸をして印付けする習慣を付けると良いでしょう。
項の移行が招く計算ミス
方程式において、文字式をイコールの左側、それ以外をイコールの右側に移す際に、プラス・マイナスの変換を忘れてしまう生徒をよく見かけます。
右側の「3x」を左側に移動した時に、「-3x」にするのを忘れてしまうようなパターンです。
対策としては、移動する項のみを空きスペースに抜き出してメモすれば、すぐにミスを減らせるでしょう。
自分の字が招く計算ミス
意外に多くて見落としがちなのが、自分の字の見間違いによる計算ミスです。
途中式を書き込んでいく際、つい雑に書いてしまうせいで、プラス・マイナスや数字の見間違いが起こってしまう事があります。
対策としては、できるだけ綺麗な字を書くように意識するだけなので、改善は簡単でしょう。
その他
上記の例とは別に、空間図形の問題で計算ミスが目立つなど、特定の分野でのみ計算ミスが多発するケースもよく見られます。
自分だけの集中アンテナを作り上げて、計算ミス0戦略を企てていきましょう!
最後に
たかが計算ミス、されど計算ミスです。
計算ミスで点数を落とした時に、ただの計算ミスだからと蔑ろにするのではなく、そのミスを大いに反省するべきでしょう。
なぜなら、計算ミスは「必ず防げるミス」だからです。
解法が分からなかった問題に関しては、
仕方ないと諦められるかもしれませんが、
計算ミスで失った点数に関しては、きっと後悔する事になるでしょう。
これからは是非とも、計算ミスをしない自分にこだわってください。
同じ計算を2回繰り返す習慣から、計算力の「正確さ」を磨き上げ、時間制限を設けた問題演習の積み重ねから、計算力の「安定さ」を磨き上げ、自分だけの集中アンテナから、計算力の「鋭敏さ」を磨き上げる。
この3点を意識して、計算ミス撲滅を目指しましょう!
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