「うちの子、最近ようやく勉強習慣がついてきました」
「テストの点も少しずつ上がってきて…」
そんな嬉しい声を保護者の方からいただくことがあります。
でも、やまなみコーチング学園が目指しているのは、成績の向上や習慣化の“その先”です。
やまなみが育てたい「自立型人材」とは?
私たちが最終的に育てたいのは、「誰かの力になれる人」。
もっと言えば、自分の価値を発揮し、周囲を勇気づけられる人間です。
そしてそんな人は、
✅自分の長所に気づき
✅未来から逆算して努力の意味づけができ
✅コツコツと行動し続ける力を持っています。
そんな自分になれたら、長期的な成長は当たり前のこと。
むしろ、成績が上がるのは「当然の結果」だと思いませんか?
科学的根拠:人は「貢献」を通して前向きになる
心理学者アドラーは、人間の根源的な欲求として「共同体感覚(=他者貢献)」を挙げています。
さらに、スタンフォード大学の研究では、「人に貢献している実感がある人は、学習意欲が持続しやすい」ことが明らかになっています。
つまり、「誰かのため」が、自分を前進させる一番のエネルギーになるのです。
実際の生徒の声
「自分にこんな強みがあるって初めて知った」
「それを使って後輩をサポートしたら、すごく感謝されて嬉しかった」
やまなみではこうした体験を通して、自信と自己効力感(=自分にはできるという感覚)を育んでいます。
やまなみでの実践ステップ
STEP 1:自分の長所に気づく
「長所50個ワーク」などを通じて、自分の強みを言語化。
STEP 2:未来を描く
「どんな人になりたいか?」から逆算し、意味のある目標設定を行います。
STEP 3:「嫌なこと」への意味づけ
たとえば苦手な英語も、「将来誰かの役に立つ自分になるため」と捉え直すことで、取り組む意味が変わります。
STEP 4:行動を習慣化し、アウトプットへ
- 後輩に学習のコツを伝える
- 家庭内で感謝される行動をとる
- 塾日誌や発表で自分の学びを共有する
これらを通じて、「学びを人のために使う」実感を得ます。
ご家庭でできること
お子様が小さな貢献をしたとき、こう伝えてみてください:
- 「あなたのその一言が、みんなを笑顔にしてたよ」
- 「そのやり方、他の人にもぜひ教えてあげて」
その一言が、子どもたちにとって“自分には価値がある”という深い実感につながります。
偉人の名言
「人生の意味は、自分の才能を見つけること。人生の目的は、それを人のために使うこと。」
— パブロ・ピカソ
まさに、自分の長所を見つけて、誰かのために活かしていくことが、学びの本質であり、生きる力の核です。
まとめ:やまなみが本当に育てたい力
やまなみが育てたいのは、
単に「点数が高い子」ではありません。
✅自分の強みを知り
✅未来を描き
✅意味を持って努力を重ね
✅周りを勇気づけられる人間になること。
そのような“自立型人材”こそ、これからの社会で本当に求められる力を持った人なのです。