
関谷先生のやまなみ子育て通信
「何回言わせるんだ!」は、もしかしたら大人の“学び足りなさ”のサインかも?
子育てをしていると、何度も同じことを注意している気がする…そんな経験はありませんか?
「もう何回言わせるの!?」とついイライラしてしまうこと、親なら誰しもあるものです。
そんな時、ある記事のタイトルが目に飛び込んできました。
📢 「指導者の“何回言わせるんだ”は『学び足りない証拠』」
これは、野球指導者であり学習塾の経営者でもあった 年中夢球(ねんじゅう・むきゅう) さんの言葉です。とても考えさせられる内容だったので、今回は特に心に響いたポイントをシェアします。
🏆 年中夢球さんとは?
・学習塾を経営しながら、学童とリトルリーグの指導に20年間携わる
・しかし塾経営が行き詰まり、一度は廃業
・現在は「親と選手のベースボールメンタルコーチ」として、講演や指導に尽力中
そんな経験を持つ彼の言葉には、子育てにも通じるヒントがたくさん!
📝 心に残った言葉
💡 「相手に『言いました』は1人の言葉。『伝わる』で初めて2人の言葉になる」
👉 「何度も言ってるのに!」ではなく、「伝わっているか?」にフォーカスすることが大事。
💡 「選手減少で困るチームには『色がない』」
👉 チーム(=家庭)に個性や大切にしている価値観があるか?家庭の“色”を意識することも大切。
💡 「野球ができること、応援できることが当たり前じゃないことを体験しているからこそ、親父は伝えていかなければいけないよ、と。その言葉が原動力になっています」
👉 日々の当たり前に感謝すること。そして、親として伝え続けることの大切さ。
子育ても同じで、「ただ言い聞かせる」だけではなく、「子どもに伝わる言葉や方法」を考えることが重要ですね。
🎓 学習塾での活かし方
🔹 「伝わる」指導を意識する
生徒が理解できていないとき、「何回も説明してるのに…」ではなく、「どうすれば伝わるか?」を考える。
視覚的に説明する、例え話を使う、本人の言葉で言い直してもらうなど、伝え方を工夫します。
🔹 「塾の色」を大切にする
勉強のやり方や習慣も、その子の家庭環境によって異なります。「どんな学び方が合うか?」を保護者とも連携しながら、一緒に考えていきます。
🔹 「当たり前じゃない」を伝える
勉強できる環境があることに感謝し、自分の成長を楽しめるような声掛けを行います。
「やらされる勉強」ではなく、「自分の未来のための学び」として意識できるようサポートします。
「子どもがなかなか言うことを聞かない…」と悩んでいる保護者の皆さん、伝え方を変えるだけで、子どもの反応が変わるかも?
次回の配信もお楽しみに!😊