
関谷先生のやまなみ子育て通信
宮崎市・日南市の個別指導塾が考える、言葉の力
子育てや教育の現場で、つい口にしてしまうNGワード。私自身も家庭内でふとした瞬間に言ってしまうことがあります💦
親として、教師として、子どもに伝えたいことがあるのに、思わずキツイ言葉を使ってしまう…そんな経験はありませんか?
なぜNGワードを口にしてしまうのでしょうか?
- 自分自身が忙しく、余裕がない
- そうやって育てられてきた習慣
- 言葉の選び方(語彙力)の不足
特に、「語彙力」は生徒指導にも深く関わる大切なポイントです。宮崎市・日南市の学習塾として、個別指導・コーチングを行う中で、より良い言葉選びをするための方法をお伝えします!
つい言ってしまうNGワードと、その言い換え例
❌ NGワード その1
「そんなこともできないの?」
ついつい、できていない部分に目がいってしまうこと、ありますよね。でも、ちょっと考えてみましょう。
✅ OKワード 👉「ここまでできたんだね!今何に困ってる?」
結果だけを見るのではなく、「できたこと」に目を向けることが大切です。どこでつまずいているのか聞いてみることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
❌ NGワード その2
「早くして!」
反射的に言ってしまうこと、ありますよね。でも、これだと子どもは「焦り」や「プレッシャー」しか感じられません。
✅ OKワード 👉「○分までに終わりにしてほしいんだけど、できそう?間に合わなそうに見えるから、心配しているよ。」
時間管理の意識を持たせつつ、急かすのではなく協力する姿勢を見せることが重要です。
❌ NGワード その3
「あなたには無理だよ」
挑戦する意欲をそいでしまう、危険な言葉。可能性を摘んでしまわないためにも…
✅ OKワード 👉「どこに苦戦している?どうしようか?手伝おうか?」
「無理」と決めつけず、困っている点を一緒に考えることがポイントです。どうしても難しい場合は、手伝いながら乗り越える方法を探しましょう!
言葉の力を信じて、ポジティブな声かけを
ついつい口にしがちなNGワード、意識すると変えられるものです。
個別指導塾でのコーチングでも、「言葉」の持つ力は計り知れません。正しい言葉選びが、生徒のやる気を引き出す大きなカギになります。
宮崎市・日南市で個人塾を運営する中で、多くの保護者の方が「子どもへの声かけ」に悩んでいるのを目にしてきました。だからこそ、「人に力を与える言葉」をたくさん使っていきましょう!
また、この考え方は家庭内だけでなく、職場の同僚や仲間に対しても同じことが言えます。日々の仕事の中で、ちょっとした言葉の選び方や言い方一つで関係が良好になり、職場の雰囲気も大きく変わることがあります。
「つい言ってしまった」ではなく、「相手に伝わる良い言葉」を意識することで、より良い関係を築くことができるでしょう。
次回も、さらに具体的なNGワードとOKワードをご紹介します。お楽しみに!