やまなみコーチング学園 講師シェア会レポート
開催日: 1月30日 14時~15時
テーマ: 原田隆史氏の記事『本気で向き合えば必ず人は変わる』のシェア会
1. シェア会の目的と意義
やまなみコーチング学園では、ただ知識を教えるだけでなく、生徒一人ひとりの成長を支えるために、講師自身の人間力を高めることを大切にしています。今回のシェア会では、原田隆史氏の著書『本気で向き合えば必ず人は変わる』を題材に、講師同士が互いの考えを共有し、より深く生徒に寄り添う方法を探りました。
2. シェア会のグランドルール
このシェア会は、互いの意見を尊重し合いながら進めることを大切にしました。
- 最後まで話を聞く
- 批判・非難をしない
- 良いところを探す
これらのルールを守ることで、講師同士が安心して本音を語り合える環境を作りました。この姿勢は、日々の授業でも生徒たちに向き合う際の大切な指針となっています。
3. 各講師の気づきと学び
濱野先生の気づき
原田氏の幼少期の話を通じて、「できることをサボっている場合は叱るべきだが、どうしようもないことを責めてはいけない」という教えに共感しました。また、生徒が困難に直面しているときこそ、優しい言葉だけでなく的確なアドバイスを伝えることの重要性を再確認しました。生徒との真剣な対話を通じて、互いに成長する関係性を築きたいと考えています。
丸山先生の学び
丸山先生は、「自分を変えなさい」というお母さんの言葉に強く影響を受けた経験を共有しました。自ら主体的に行動することの重要性を感じ、生徒にも自分で考え行動する力を育む指導を心掛けたいと語りました。また、愛情を根底に持った真剣な関わりが、生徒の成長に大きな影響を与えることを実感しています。
甲斐先生の洞察
甲斐先生は「目標」と「目的」の違いに注目しました。目標にばかり集中すると本来の目的を見失うことがあるため、生徒一人ひとりの”オリジン”(原点)を大切にすることの重要性を感じました。家庭環境や個々の背景を尊重し、生徒が安心して自分を語れる環境を作ることを目指しています。
関谷先生の視点
関谷先生は、「想い」の力について強調しました。目の前の困難も、自分を変えることで成長の機会と捉えることができると考えています。また、目標達成のためだけに努力するのではなく、その過程に目的や意味を見出すことが、生徒の心の健康にも良い影響を与えると述べました。バランスの取れた指導を通じて、生徒が自分らしく成長できる環境作りを大切にしています。
4. 今後の取り組みとビジョン
今回のシェア会を通じて得た学びを活かし、やまなみコーチング学園では以下のような取り組みを進めてまいります。
- 個別対応の強化
生徒一人ひとりの背景や個性を尊重し、適切なサポートを提供することで、安心して学べる環境を整えます。 - 講師間の継続的な学びの場
定期的なシェア会や研修を通じて、講師自身の成長を促し、生徒への指導の質を高めていきます。 - 家庭との連携強化
保護者の皆様とのコミュニケーションを大切にし、家庭と協力しながらお子さまの成長を支える体制を築いていきます。
5. 保護者の皆様へ
やまなみコーチング学園の講師陣は、ただ知識を伝えるだけでなく、生徒一人ひとりの心に寄り添い、共に成長することを大切にしています。今回のシェア会を通じて、講師自身も自分を見つめ直し、生徒たちにより良いサポートができるよう努力しています。
お子さまが困難に直面したとき、私たちは優しく見守るだけでなく、必要なときには真剣に向き合い、一緒に乗り越える力を育んでいきます。やまなみコーチング学園は、お子さまの成長を全力でサポートする学びの場でありたいと考えています。
これからも講師一同、心を込めて指導にあたってまいります。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。