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[宮崎市] 個別指導で成長が加速される勉強法。
コーチングとティーチングってどう違うの?
やまなみコーチング学園の塾名にも使われている「コーチング」。
スポーツのコーチなどで何となく聞いたことあるけど、どういう意味なの?
そんな疑問にお答えします!(共通する部分もあるかと思いますが、敢えて切り分けて考えます)
ポイントは、「コミュニケーションの主体」と、「扱いたいテーマ」の2つです。
まず、コミュニケーションの主体について。
ティーチング
基本的にティーチャー側からしたら、教える内容は決まっている訳で
「教えるべき内容を、教える」わけです。
なので、【ティーチャー】→【生徒】
といったように、先生発信のコミュニケーションとなります。
また、先生が教えたい内容を発信するので、コミュニケーションの主体は先生になり
生徒からしたら、一方的な押し付けになってしまうこともあります。
先生ありきのコミュニケーションとも言えるでしょう。
コーチング
一方コーチングでは、どんな時でも「相手」ありきです。
相手から想いを引き出し、相手に選択してもらいます。
そして、相手に行動を起こしてもらい、相手に行動から学び、成長してもらいます。
常に、【コーチ】←【生徒】
といった矢印のコミュニケーションになり、ティーチングとは真逆のコミュニケーションになります。
だからこそ、生徒からしたら自分の想いを大切に扱ってもらえ、自主的に行動を選択することもできる。
自分で決めたことだから、責任を持って取り組むことができ、更にモチベーションが上がる。というサイクルになります。
次に、扱いたいテーマに関して。
教科の内容について
数学の因数分解がわからない。
などの、そもそも生徒の中に答えがない場合は、ティーチングが機能します。答えを教えてあげられるからです。
このように、問題解決の方法が相手にわかっていない場合はティーチングが重要になります。
やる気の源泉について
しかし、モチベーション(やる気)の源泉、
例えば「こんな風になりたい」「こんなことを大事にしたい」ということは、
誰かから教えられることでしょうか?
仮に誰かから、「これが向いているから、これになりなさい」
と言われたとして、手放しに納得できるでしょうか。
うまくいく場合もあるかもしれませんが、反発したくもなります。
なぜなら、このようなモチベーションの源泉は、自分の中に答えがあるからです。
つまり、それは教えることのできないことなのです。
だからコーチングは、「全ての答えは相手の中にある」という前提でそれを引き出していくのです。
だからこそ、その人にしかない答えを見つけられるため、やる気が醸成されるのです。
また、「これが向いているから、これになりなさい」のように、
周りに自分の人生の決定権を委ね、自分で決定できないことは、
幸福感の低下を招くという研究もあります。
当塾のビジョンの一つである「仲間と共に、楽しく輝きながら挑戦し、成長すること」
を達成するためにも、自分で選択できている、という感覚は非常に重要なのです。
いかがだったでしょうか。
常に相手ありきのコミュニケーションを実施し、相手の中から答えを探し出すコーチング。
まさに変化の激しい現代を生き抜くために、必要な考え方ではないでしょうか。