人生を登山に例えてみた｜宮崎市の小学生、中学生、高校生向け個別指導塾の教育理念

みなさん、人生や受験、プロジェクトなどを登山に例えることはないでしょうか？

頂点を定めて、そこから逆算して今何が必要かを考える。

そして、頂上から見る景色の美しさやたるや。その景色を見るために今の努力が必要、という発想です。

しかし、ここで忘れてはいけないことは登山は登って終わりではないということ。

登った後は、必ず下山する必要があります。

尊敬する学生時代の先生も、僕にこう教えてくれました。

確かに実際の登山も、登る過程や頂上への到達に焦点が当たり、下山の重要性は看過されている気がします。

しかし、実際の登山も下山の方が危険と言われているくらい、どう下りるかも肝心です。

だからこそ、その下り方にまで焦点を当てた先生の教えは、示唆に富んだものだと思います。

塾でも、合格を機に一切勉強しなくなり、これまでの努力を棒に振っていった生徒を多く見てきました。

その生徒たちは、合格という頂上からどう下りるかの判断を間違えてしまったんだと思います。

ただ、そんなことを考えているうちに、一つの疑問が生まれました。

僕は、違うと思いました。

人生の頂上は一つしかなく、そこに登れたと思ったら後は、下りていくだけ。

もちろん、下りる過程が味わい深くある場合もあると思う。

でも、僕の中ではどこか寂しさを感じました。

その問いの答えの中に、塾名に込めた想いがあります。

僕は、人生とは一つの山を登って下りるだけでは語れないことだと思います。

人生とは、永遠に続く山並。その尾根を歩んでいくものだと考えました。

だから、今は下っているなと感じていても、それは次の頂上への過程でもあり不可欠なこと。

だからこそ、下り方にも意味を見いだせる。

そして、常に前に進むことを目的としているから、自分が山並のどの峰にいようとも、躍動しながら歩みを進められる。

僕はそんな風に捉えました。

なので、塾に通ってくれる生徒には、受験という山を登るだけではなく

そして、登って下りるだけでもなく

受験を通して人生という山並を強く歩み続けられるような力をつけて欲しい。

そんな想いを元に「やまなみコーチング学園」と名付けました。