「私って記憶力が悪いにもほどがある」
「同じ問題を何度も解くことが面倒くさい」
なぜ一回で覚えられる人がいるのに、自分にはできないのか。
そんな風に思っているのはあなただけではありません。
私も、30秒前に読んだ本の内容を忘れていてウンザリする事日常茶飯事です。。。
でも、テストで点数を上げるためには学んだことを覚えていないと話にならない。
そんな方も安心してください!
そんな覚えておくために必要な、知られざる真実があります。
私もこの考え方を実践して、より多くのことを覚えられるようになりました。
Contents
宮崎県高校入試の対策・勉強法
学校でも塾でも教えてくれない復習5つの極意
1、人は忘れる生き物
人は1日に約6万回の思考をしていると言われています。
それらすべてを脳が記憶していたとしたらどうでしょうか?あっという間に、容量オーバーになりパンクしてしまいます。
なので自分を守るためにも、脳は常に必要な情報とそうでない情報を分けていて、ほとんどの情報は忘れ去られていきます。
エビングハウスの忘却曲線という理論でも、人が何かを学んだ時の記憶の状態を、下記のように言われています。
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
そう、人は当たり前のように忘れる生き物なのです。
なので、「記憶力がない」なんて悲観するのではなく、「忘れて当たり前。だから復習は絶対しよう」と思うことが重要です。
2、学んだことを記憶するシンプルな方法
勉強法が分からないと言う人はとても多いですが、学習したことを覚えておくために必要なことは実にシンプルで簡単なことです。
それは、「定着するまで、繰り返すこと」
以上です。
何回繰り返せば定着するかは人それぞれですが、覚えられないと思ったら覚えられるまで繰り返してください。
脳がこの情報が必要だと思ってくれる条件の一つに、「何度も触れる」と言う要素があります。
住所や電話番号、家への帰り道など何度も何度も繰り返していることは、無意識のうちに記憶されているはずです。
じゃあ勉強も同じように、いつ何時でも自分の口で説明できるくらい何度も繰り返したら良いのです。
とはいえ、覚えづらいこともありますよね。
そうですよね!そんな時は下記のポイントを意識してみてください!
3、記憶の効率を最大化させる2つのポイント
単純に繰り返して接触する回数を増やす必要があることはわかった。
でも、もっと効率的な方法はないか?
その答えが以下の二つの要素を意識することです。
1、理解すること
2、興味を持つこと
記憶のメカニズムとして、上記の二つを満たすことができると記憶の効率がグーーーんと上がります。
なので、まず覚えたい事柄をしっかりと理解する。
ポイントは、「自分の言葉で誰かに教えることができる」ことを目指すと良いでしょう。
自分の言葉で言い換えることができると、かなり記憶への定着は深まります。
興味についていうと、「なぜ」や「自分の生活への応用」を意識すると良いでしょう。
また自分の目標から逆算して、その物事を学ぶ意義を考えてみるのも効果的です。
なぜ、太陽は東の空から上がるのか。
この言葉は英語でなんて言うのだろう。
など、自分の意識の持ちようで疑問や興味は湧いてくるはずです。
生徒
それはいいけど、覚えるまで繰り返すと言っても毎日毎日同じことやり続けるのは面倒くさいです。
確かにそうですよね。でも大丈夫。
そんなあなたに、最適な復習のタイミングをお伝えします!
4、自然に身につく最適な復習のタイミング
学習を定着させる最適な復習のタイミングは、シンプルにいうと「忘れかけた時」がベストと言われています。
そして、膨大なデータをもとに考え出されたウォズニアック版の復習頻度は下記の通りです。
最初の復習:1〜2日後
2回目の復習:7日後
3回目の復習:16日後
4回目の復習:35日後
5回目の復習:62日後
とはいえ、これ通りに毎回毎回実施することも管理が難しくなるでしょう。
なので、上記の日時を目安にし、自らの「忘れかけてないかな?」という感覚をもとに復習を実施すると良いでしょう。
効率よく復習を管理するには、復習管理アプリや、間違えた問題のみを書き溜めていく復習ノートを作成し、復習を実施するたびに逐一日付を書き込んでいくと良いでしょう。
復習の話ばっかりしてるけど、やっぱり予習もしたいんですけど!
いいですね!是非次のトピックを読んでみてください。
5、予習 vs 復習
結論から言います。
圧倒的に復習が重要です。
学習=復習と言ってもいいくらいです。
なぜなら、そもそもなぜ予習をするかを考えてみれば答えは明白。学校の授業を「復習」の場にするためです。結局は復習のための予習なのです。
なので学校の授業のための予習というよりかは、
「自分の目標から逆算した勉強を粛々と進める」
といった考えのもと、自分のための学習を実施していくことが大切です。
結果として授業の予習がなされており、既にわかっている状態で授業に臨めるということだけ。
学校の進度にとらわれず、常に自分の目標に向けた学習ということを意識することが重要です。
まとめ
・人は忘れる生き物だと割り切り、復習の重要性を感じることから始めよう
・定着するまで、やる。が定着への近道
・覚えたい事柄は、理解し興味を持つ
・忘れかけの時、が復習のベストタイミング
・学習とは、復習の連続である
いかがだったでしょうか?復習の重要性がご理解いただけましたでしょうか。
是非とも上記を実践していただき、学力を伸ばしたい皆様の一助になれたら幸いです。
その他
上記勉強法をやり抜くモチベーションアップ術はこちら
関連記事
無料相談希望はこちら
更に詳しい実践方法や、塾へのお問い合わせは下記のLINEから!
「無料相談希望」とお送りください!
LINE: https://lin.ee/4quxwv3R6