代表の丸山です。
今日は中体連の応援に行ってきました。
女バス、陸上、クラブチームで活動するサッカー部の生徒たち――
普段の塾では見ることのない、真剣な表情や全力で挑む姿に心を打たれ、思わず胸が熱くなりました。

「この舞台」に立つまでの、見えない努力
ここまで来るのに、きっと
人知れず積み重ねてきた努力があったことでしょう。
- 技術を磨く日々
- 仲間とのすれ違いを乗り越えること
- 思うようにいかない、悔しい日々
そんな日常を超えて、この日を迎えたのだと思います。

なぜ私たちは、子どもたちの試合に心動かされるのか?
冷静に考えれば、オリンピックでもない。
競技の実力だけで言えば、「大したことない」プレイかもしれないし、
極端に言えば、スポーツって
走るだけ。
ボールを蹴るだけ。
ゴールに投げ入れるだけ。
それなのに――
どうしてこんなにも心を揺さぶられるのでしょうか?

浮かんできた言葉は「一生懸命」「全力」「本気」
その理由は、きっとこれです。
「本気」が、あまりにもストレートに伝わってきたから。
これほどまでに“わかりやすく”、
“真正面から”本気を感じられる場が、部活動なんだと改めて気づかされました。

一人ひとりの「本気」が光った瞬間たち
女バスの生徒
何度外しても、何度でもシュートを打ち続けていた。
そして――
最終クオーター、初めてゴールを決めたその瞬間。
思わず叫び、拳を突き上げていたのは、見ていた私でした。
感情があふれ出たのは、選手ではなく私だったのです。
陸上の生徒
見るからに全力疾走。
結果は予選組で3位でしたが…
自己ベストを1秒も更新!
嬉しさと達成感にあふれた笑顔が印象的でした。
サッカーの生徒

途中出場の声がかかった瞬間、
「よっしゃ!」と声を上げてピッチに飛び出し、
攻撃の起点となる重要な働きをしていました。
剣道の生徒
試合は、先に一本を取られる苦しい展開。
でもそこから――
冷静に二本を取り返し、見事な逆転勝利。
土壇場でこそ真価を発揮する“勝負強さ”を見せてくれました。
それぞれの舞台で、全力を尽くす姿は美しい
誰かと比べることなんて必要ない。
それぞれが、今の自分を超えようとしていた。
その姿は、本当にかっこよかった。
心の奥まで響いてきました。

やまなみが描く未来も、同じ方向を向いている
「ラグビーは、少年をいちはやく大人にし、
大人にいつまでも少年の心を抱かせる」
この言葉が、ふと浮かびました。
先日、関谷先生と全力じゃんけんをしたとき、思ったんです。
「大人になってから、こんなに本気になれたことがあっただろうか?」と。
大人になれば、全力の形は変わるかもしれません。
でも――
自分に与えられた役割を、誠実に全うする。
そんな“本気の大人”を増やしたい。
そんな大人たちが笑って活躍する社会をつくりたい
それが、僕たち「やまなみコーチング学園」のビジョンです。
