お知らせ

「運は勉強する者に味方する」――私たちが大切にしている“学び”の姿勢

こんにちは。当塾では先日、講師全員である記事を読み、その学びを共有する研修を行いました。

今回の題材は、将棋棋士・先崎学九段のインタビュー記事「運は勉強する者に味方する」。

将棋と勉強、一見すると違う世界のように見えますが、講師たちの間では「本質は同じかもしれない」と多くの気づきがありました。

この記事では、その中で浮かび上がった私たちの指導への想いや、今後の取り組み方針をお伝えいたします。


「勉強を教える」だけじゃない。私たちが目指す塾のかたち

人としての在り方を育てたい

将棋の世界で大切にされているのは、礼儀・誠実さ・前向きな気持ち。
これは、私たちが生徒たちと接する中でも、非常に大事な価値観だと実感しています。

勉強の成果だけでなく、「どんな姿勢で物事に向き合うか」「困難にどう立ち向かうか」といった人としての土台を、子どもたちに伝えていきたい。

それが、塾としての使命だと改めて感じました。


失敗や悔しさも、成長のチャンスに

生徒たちは、ときに壁にぶつかり、ときに悔しい思いをします。

でもそのとき、「なんでうまくいかなかったのか」「次はどうしたらいいか」と考えられる力が、成績以上に大切な“学力”だと私たちは考えます。

そしてその力は、ひとりでは育ちません。私たち講師が寄り添い、言葉をかけ、一緒に悩み、考えていく――そうした関わりの中で育っていくのだと思っています。


勉強は「一人の戦い」じゃない

勉強も、受験も、確かに最終的には自分自身との勝負です。
でも、孤独な戦いを乗り越えるためには、「支えてくれる誰かの存在」が必要です。

私たちは、塾という場を、「安心して努力できる場所」「どんな時も味方がいる場所」にしていきたいと考えています。

先生同士も助け合い、支え合いながら、よりよいチームで生徒を見守れるよう努力しています。


保護者の皆さまへ――子どもたちとともに、前へ

子どもたちの学びは、テストの点数だけでは語れません。

「今日は失敗して落ち込んだ」
「ちょっとした一言で前向きになれた」
「自分で考えて、乗り越えられた」

そんな日々の積み重ねが、子どもたちを大きく成長させていきます。

ときには不安な日もあると思います。
「うちの子、ちゃんとやれてるかな…」
「結果が出なくて焦る…」

そんなときは、ぜひ私たちにもご相談ください。

私たちは、成績だけでなく、「人としての成長」も一緒に見守っていく塾でありたいと思っています。

これからも、生徒一人ひとりと向き合い、保護者の皆さまと共に歩んでまいります。

ご意見・ご質問などがあれば、いつでもお気軽にお声かけください。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

ご興味があれば、各講師の気づきや、それに対する他の講師の感想をまとめています。ぜひご覧いただけると嬉しいです。

丸山先生の学び

勝負の世界でも「人としての在り方」がすごく大事なんだなって思いました。

将棋って、なんかロジックとか論理的な思考がメインの世界だと思ってたんですけど、実は「体が健康で気合が入ってること」とか、「目の前の人を喜ばせようとする気持ち」とか、そういう部分もめちゃくちゃ大事にされてるって知って、すごく意外でした。

そして僕たちも生徒と人対人で関わっている仕事なので、そういった自分の状態とか気持ちの持ちようは、物凄く影響するよなぁって改めて感じました。

礼儀とか、人としての在り方を教えるのも、僕たちの大事な役目だなって思いました。

この記事の中に、弟子が遅刻したときに「トイレ掃除して謝ってこい」って師匠が言ったエピソードがあって。すごいリアルで心に残りました。

勉強のスキルも大事だけど、それ以上に礼儀とか誠意とか、そういうところを教えられる大人でいたいなって思いましたね。

「運がいい」って、自分で思えてるかどうかで決まるなって。

自分は運がいい、って思ってる人って、実際に流れもよくなるし、結果もついてきやすいと思うんですよね。

たとえば「楽しいから笑顔になる」んじゃなくて、「笑顔でいるから楽しくなる」みたいな。そういう前向きな姿勢を、自分たちが体現して、子どもたちにも伝えていきたいなと思いました。

濱野先生の感想・共感ポイント

特に共感したのが、やっぱり「礼儀とか人としての在り方を教えることの大切さ」っていうところですね。

うちの塾では、もちろん勉強を教えることがメインですけど、それ以上に「どんな大人になるか」っていう部分も、すごく大事にしていきたいなって思いました。普段の面談とか、ちょっとした声かけとか、そういう小さなところで子どもたちの心に残ることってあると思うので、意識して丁寧に関わっていきたいですね。

関谷先生の学び

「しくじるのが人間」だからこそ、成長が必要

失敗しても、「大丈夫、俺がいるから」って言えるような存在でいたいし、自分が「運がいい」って思って言葉に出していれば、周りも安心するし、自分自身の状態も良くなるんですよね。そんなふうに在りたいなって思いました。

② 「運がいい人」は現状への感謝を忘れない人

運がいいっていうのは、何も特別な才能があるとかじゃなくて、「自分は恵まれてるな」って感じられるかどうかなんですよね。

その感受性って、教育を通してちゃんと育てていくべきだなって思いました。

③ 「負け」を受け止め、学びに変える力

「素直に学ぶ」って、簡単なようで難しいですよね。負けを認めて、腐らず前を向いて、じゃあどうする?って考える。

生徒にもそうあってほしいし、でも若い子たちは「なんで頑張るのか」っていう“目的”がまだ見つけられてないことも多い。

だからこそ、僕たちがそこを一緒に探していくのがコーチとしての役割だなと感じました。

丸山先生の感想

関谷先生が話された「負けを認めて、謙虚に学ぶ姿勢」は、特に印象に残りました。たとえば、教え子の成績が振るわなかった時、自分自身も悔しさや悲しさで涙が出ることがある。

しかし、そこから「もっとできたことはなかったか?」「今からでも何かできることはないか?」と前向きに考えることが大切。その姿勢を改めて大事にしたいと感じました!

甲斐先生の学び

① 視野の広さが「幸せ」や「運の良さ」を左右する

記事を読む中で「認知的焦点化理論」という言葉が頭に浮かびました。要するに、「今の自分さえよければいい」とか「とりあえず目の前のことだけ」っていう狭い視野だと、幸せって感じにくいんですよね。

逆に、「自分以外の人のこと」や「この先の未来」とかにも意識を向けられる人って、自然と幸せを感じやすくなるって話で。

塾のことに置きかえて考えてみると、「生徒数を増やす」とか目先の結果よりも、「生徒たちが将来どう幸せになれるか」をちゃんと考えることのほうが、すごく大事だなって感じました。

② 「運がいい」と思える心を育てることが大切

結局、「自分は運がいい」って思えるかどうかって、すごく大事なんですよね。
で、そう思える人って、周りに感謝できたり、小さな幸せをちゃんと受け取れたりする人なんだと思います。

そういう感受性とか、ものの見方って、教育の中でも育てていけるんじゃないかなって。
だから、自分もそういう部分を意識して、生徒たちに伝えていけたらいいなって思いました。

③ 講師自身のメンタルケアも大切にしたい

記事の中でうつのことにも少し触れられてて、それ読んで「自分も気をつけなきゃな」って思ったんですよ。

やっぱり、誰でも追い込まれることってあるし、そうなる前にちゃんと自分のメンタルを整えておくことが大事だなって。

講師って、つい頑張りすぎちゃうこともあると思うんですけど、自分自身の状態にも目を向けながら、生徒に向き合っていきたいなって思いました。

関谷先生の感想

甲斐先生の話、すごく面白かったです。「幸せの感じ方」って本当にいろんな視点があるんだなって感じました。

自分が普段考えてることとは違う見方もあって、「社会とのつながりが幸せに影響する」っていう視点は、改めて大切だなと思いました。

うつの話も印象に残りました。僕自身、うつって“心の防衛反応”だと思ってて、追い込まれすぎる前に、ちゃんと自分を守るためのサインなんですよね。

だからこそ、普段から気持ちを整えたり、嫌なことから適度に距離を取ったり、何より“周りを頼る力”がすごく大事だと思います。

このチームなら、そうやって支え合える場になると思ってるので、ぜひみんなで力を合わせていけたら嬉しいです!

濱野先生の学び

① 勉強は孤独な戦い。でもだからこそ支えが大事。

将棋って一人でやる競技だから、「最後は全部自分で考えて決める」っていうイメージが強いですよね。

でもそれって、実は勉強も同じで。結局、やるのは自分。だからこそ、生徒たちも孤独な部分はあると思うんです。

そういう中で、周りがどう支えてあげられるかって、すごく大事だなって改めて感じました。

② 「素直さ」「謙虚さ」が運を引き寄せる。

記事にもありましたけど、やっぱり「運は勉強する者に味方する」って、本当にその通りだなって思います。

関谷先生も言ってたけど、自分に言い訳せずに、負けても腐らず、素直に、謙虚に学ぶ姿勢。

そういう姿勢で勉強してると、ちゃんと運も流れもついてくると思うんですよね。
「たまたま点が取れた」はあっても、受験にはまぐれはない。だからこそ、日々コツコツ努力することが一番の近道なんだと思います。

③ 頑張った分だけ、ちゃんと結果はついてくる

白井さん(前回の野球の話)も言ってたように、運っていうのは偶然じゃなくて、日々の積み重ねの中でついてくるもの。

勝負の世界で生きてきた人たちって、やっぱり似たようなこと言ってるんですよね。

だから生徒たちにも、「ちゃんと頑張ってたら、結果は絶対裏切らないよ」って、そういうふうに伝えていきたいなって思いました。

甲斐先生の感想

そうですね、一番「すごいな」と思ったのは、プロ棋士の世界と塾の現場って、一見まったく違うようでいて、ちゃんとつながる部分を見つけたってところですね。

自分は全然そこに気づけなかったので、「なるほど!」って思って、すごく印象に残りました。

あと、前回の野球の話とも自然につなげていて、「やっぱり偶然ってないよな」っていうのを改めて思い出させてもらった感じです。

視野を広く持って、物事をつなげて考えられてるところ、本当に素晴らしいなって感じました。

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