英語や数学が苦手なのは、頭が悪いからでも努力不足でもなく、「過去に理解できないまま通り過ぎた単元」が原因であることがほとんどです。 そして、その穴を埋めるのに最適なのが、まとまった時間の取れる夏休みです。やまなみコーチング学園日向校での実際の指導事例をもとに、「さかのぼり学習」の考え方を解説します。
「今の単元」を頑張っても成績が上がらない理由
苦手科目に取り組むとき、多くの生徒は「今、学校で習っている単元」を勉強しようとします。しかし、それでも成績が上がらないことがよくあります。
理由はシンプルです。今つまずいているのは「今の単元」ではなく、その土台となる「もっと前の単元」だからです。
- 英語の長文が読めない → 実は中1のbe動詞・一般動詞の使い分けが曖昧
- 数学の応用問題が解けない → 実は基本の計算ルールが定着していない
- 理科の計算が苦手 → 実は割合・比例の理解が不十分
今の単元だけを何度も繰り返しても、土台に穴があると積み上がりません。苦手克服は「どこまで戻るか」を見極めることから始まります。
実際の指導事例:数学の成功体験を英語へ
やまなみコーチング学園日向校に新しく入塾した、ある中学生の例を紹介します
まず数学で「やればできる」を体感
その生徒は「数学が苦手」と話していましたが、自習に前向きに通ううちに、苦手意識のあった連立方程式を自力で解けるようになりました。
この「できなかったことができるようになった」という成功体験が、学習への自信につながっていきました。
英語では「中1の穴」が見つかった
一方、英語に取り組んでもらうと、be動詞の基本概念の段階でつまずいていることが分かりました。中学1年生の初期にできた学習の穴が、現在の英語への苦手意識の根本原因になっていたのです。
ネガティブではなく「絶好のチャンス」と捉える
ここで大切なのは、この現状を「できない」とネガティブに捉えないことです。
- 原因(中1のbe動詞)が特定できた=何をやればいいかが明確になった
- 数学で「苦手は克服できる」という感覚をすでに掴んでいる=その成功体験を英語に横展開できる
- 夏休みというまとまった時間がある=基礎を再構築する絶好の機会
目先の学校の進度にとらわれず、勇気を持って中1のbe動詞まで徹底的にさかのぼり、夏休み明けの目標から逆算した個別カリキュラムを再設計する——これが、この夏の指導方針です。
「さかのぼり学習」の進め方
苦手を根本から克服するための手順です。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. つまずきの特定 | 今の単元ではなく「どこから分からなくなったか」を探る |
| 2. 戻る勇気を持つ | 学年をさかのぼることを恥ずかしがらない。土台づくりが最優先 |
| 3. 基礎を再構築 | 分かる段階から一つずつ積み上げ直す |
| 4. 成功体験を横展開 | 一つの科目で掴んだ「できる感覚」を他の科目にも応用する |
| 5. 目標から逆算 | 夏休み明けのゴールから逆算して、今やるべきことを決める |
なぜ夏休みが「さかのぼり学習」に最適なのか
学期中は学校の授業が毎日進んでいくため、過去にさかのぼる時間を確保しにくいのが実情です。
その点、夏休みは学校の進度が止まる唯一の長期間です。この時期こそ、普段は手をつけられない「過去の穴」を埋め、2学期以降の土台を作り直す絶好のタイミングです。
家庭との連携も大切にしています
やまなみコーチング学園では、生徒本人との対話はもちろん、現状と今後の指導方針を保護者にも丁寧に共有しながら進めます。
「今どこでつまずいていて、これから何をしていくのか」を家庭と塾で共有することで、お子さんの成長に一緒に伴走していきます。苦手の原因が分かれば、ご家庭での声かけも変わり、お子さんの安心感につながります。
よくある質問
Q. 学年をさかのぼると、学校の勉強に遅れませんか? A. 一時的に遠回りに見えても、土台ができると学校の内容の理解速度が上がります。結果的に近道になることがほとんどです。
Q. どこでつまずいているか、家庭では分かりません。 A. つまずきの特定は塾の役割です。体験や面談を通じて、お子さんがどの段階で止まっているかを一緒に確認します。
Q. 苦手科目が複数あります。どれから手をつければいいですか? A. まず一科目で「できるようになった」という成功体験を作ることをおすすめします。その自信が他の科目にも波及します。
Q. 夏休みだけで苦手は克服できますか? A. 完全な克服には継続が必要ですが、夏休みで「土台を作り直す」ことは十分可能です。2学期以降の伸びが変わります。
お問い合わせ
日向市で、「うちの子、どこでつまずいているんだろう」と感じている方は、やまなみコーチング学園日向校までご相談ください。公式LINEから「学習相談希望」または「体験希望」とお気軽にメッセージください。お子さん一人ひとりの苦手の原因を見極め、夏休みを成長のチャンスに変えるサポートをします。




