どうやったら子どもの可能性を最大化させられるでしょうか。
参考書を買い与える。
道場に入れる。
塾に通わせる。
色々やれそうな「手段」がありますね。
では、「なぜ」、または「何のため」に子どもの成長を最大化させたいのか。
僕は、このような「理由」や「目的」が大事だと想うのです。
皆、お子さんを想う気持ちに変わりはありません。
頑張ってほしい。
成長してほしい。
自立してほしい。
ただ、手段ばかりが先行して、理由や目的がないがしろになってしまうと
先日のブログにも書いたように、「こちら」ありきのコミュニケーションになってしまいます。
先日の記事
皆さんにも経験があるのではないでしょうか?
僕にもありました。
ある日のコーチと僕との会話。
※ちなみにスポーツのコーチのように専門があるわけではなく、ここでいうコーチはどんなテーマでも対話を通して解決に導くコーチです
あれから自分自身も「なぜコーチングが必要か」「コーチングをすることによって得たい未来は何か」って考えていました。
一言で言えば
「こんな関わりをして欲しかった」ってことなのかな、と
高校1年の時、ラグビー部でラグビーを始めた時は185cm60kgでした。
そんな自分に周りからかけられる言葉は
「そんなマッチ棒みたいな身体で通用すると思っちょっとか?」
「もっと食わんか、太らんか」
「お前がもっと太らんと強くならんわ」
誰一人として
「10点満点の未来を一緒に考えてくれる人」
「そこに向けて今自分が出来ている部分を気付かせてくれる人」
「行動するのに十分な勇気付けのメッセージをくれる人」
はいませんでした。
高校3年間で成し遂げた全国大会出場は、自他共に誇らしい成績だし後悔があるわけじゃないけど、前に述べたような関わり方をしてくれる人(=コーチ)がいれば「もっとやれたんじゃないか?」って思う気持ちもあるんです。
まるちゃん(塾長)の教室に通う生徒さんの親御さん達も、きっと私と同じような感情を持ったことがあるはずです。
そんな親御さん達に、まるちゃんの体験をまるちゃんなりの言葉で伝えてあげたらいいんじゃないかなぁって思いました。
全く同じです。
あの頃の自分にコーチがいたら、また違った自分がいたのではないかと強く感じます。
部活でいったら、僕は父親が厳しくてよく怒られていた。
そうするとミスが怖くなった。
自信が持てなかった。
あの頃、ベイビーステップと小さな成功体験、自己受容や間違いは存在しないという考えが持てていたら、もっとやれたと思う。
進路を決めるときも、俳優になるために東京に出たいと思ってた。
でも、誰もその想いに真剣に向き合ってくれなかった。
現実的、あるいは批判的なことしか言われなかった。
学校選びだって、学校名や入りやすさの話しか出てこなかった。
あのとき、自分の未来に寄り添って、価値観を深掘りして、必要なことを考えさせてくれる人がいたら・・・
本当に子どもを取り巻く大人の影響は絶大ですよね。
その関わり次第で、いくらでも可能性を広げられる。そんな、未来にとって価値あるモノを届けたいですね。
皆さんはいかがでしょうか。
自分が学生時代、頑張れたのはどうしてか。
逆に、何があったらもっと頑張れたでしょうか。
そして、子どもたちには何を大事にして成長してもらいたいか。
そのために、今どんな関わりができるか。
是非、この機会に考えてみてください。
Contents