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英語はこれさえやれば20点UP!宮崎県高校受験対策で宮崎市の中学生がライバルに差をつける英文法の極意。

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宮崎県高校受験の英語対策|英文法編

英文法を難しくしている原因

こんなお悩みありませんか?

英語の文法って、複雑で難しい。


前回の記事で、宮崎県公立高校入試を含む全ての英語のテストの点数を上げるためには


『確かな文法力』を身につけることが大切だと述べましたが、英文法において、その習得に苦しんでいる人は多いのではないでしょうか?

その原因として、

「文法を理解した気になっている」というパターンがよく見受けられます!

授業で初めてある文法を学んだ後、その文法の問題をすぐに解くと思いますが、

直前に学んだものを覚えているのは当然で、
簡単に正解してしまい、分かった気になってしまうのです。

この結果だけで、その文法を理解したと考えるのは非常に危険です!

なぜなら、特定の文法をテーマにした問題だと初めから分かった上で問題を解いているようでは、


「目の前の英文にはどんな文法が使われているのか」と頭を働かせる視点が抜け落ちてしまうからです。

宮崎県の高校入試において、

多種多様な『文法』が組み込まれた長文問題が存在する事が分かっている以上、


文法問題形式の問題演習をするだけで満足していては、

『確かな文法力』は身につかないのです!

宮崎県高校受験に向けて、確かな文法力を身につける3つのステップ

『確かな文法力』を手に入れるためには、以下の3つのステップが大切です。

確かな文法力を身につける3つのステップ

  • 文法とは何なのかを知る
  • 文法を身につける流れを掴む
  • 例文を網羅し、類似点と相違点を明らかにする

それぞれ詳しく述べていきます。

1、文法とは何なのかを知る

そもそも、『文法』とは何でしょうか?

突然の質問に首を傾げるあなたに、まずこの問題を解いてみて欲しいです!

以下の日本語の語句を、正しく並び替えなさい。

( です / 時、 / のは / 英文法 / 難しい / を / 勉強する / 最も / 英語 )。



さて、無事に日本語を並び替えて文章を完成させることができたでしょうか?

答えは勿論「英語を勉強する時、最も難しいのは英文法です。」となります。
日本語を母語とする者の多くは、この答えにきっと辿り着く事ができるはずであり、



逆にこの答え以外に「正しい」と思われる「自然な」日本語文は作れないと思われます。

この「正しい」や「自然な」という言葉を導き出すために存在するのが

『文法』なんです!

文の中で当然そうなるもの、そういう文の決まりや規範、法則性を『文法』と位置付けるのです。

2、文法を身につける流れを掴む

『文法』とは何たるかという視点は難しく聞こえるかもしれませんが、堅苦しく考える必要はありません。

例えば、上の日本語文を考える過程で、「のは」という語句に対して、

あなたは「のは」の前に来る日本語が「難しい」と「勉強する」


の2択しかないと無意識に、何の疑いもなく、そう考えられたはずです。

あなたは「のは」が、動詞や形容詞と
一緒に使われる言葉だと知っていたのでしょう。




そこで更に、あなたに尋ねたい。

なぜ知っていたのか、なぜその『文法』が身についていたのでしょうか?



答えはとても簡単で、誰もが共通した答えになるでしょう。


毎日のように日本語と触れ合う環境で、

その『文法』と何度も何度も『出会っていたから』です。


最初は国語の授業だったり、
テレビ番組の出演者の言葉だったり、
好きな歌手の歌詞だったり。

何度も耳にする過程で、

その『文法』の『形』と『意味』が
完全にインプットされた後、

その使い方を理解した自分が、
自然とアウトプットとして使うようになるのです。

つまり、一定のルールを覚えてしまえば、

後は一生困る事無く使いこなせるのが『文法』なんです!



したがって、英語においても同様に、

1度頭に落とし込んでしまえば容易に理解できるはずです。

しかし、英語に触れる機会は少ない私達にとって、英文法との出会いは非常に限られています。

学校の教材や課題、授業以外の場において、なかなか出会う機会は少ない。

だからこそ、自ら英語の『文法』に触れ合う機会を積極的に設ける必要があるのだと気付いてほしいんです。


何度も書いたり、聴いたり、音読したりと、
自分の目と耳に触れる機会を増やすべきなんです。

3、例文を網羅し、類似点と相違点を明らかにする

あなたが日本語文法を身につけてきた過程を理解したところで、
いよいよ本題に入るとしましょう。

ここから、具体的な勉強方法を述べていきます。

文法力を身につける基本的な流れ


まず最初に『形』を覚える事に特化し、

その後で『意味』を覚えていくという

『形と意味をセットで覚える』というスタイルが、

『確かな文法力』を身につけていく上で最も基本的な流れになります。

これを実践する上であなたが最も活用すべきものは、『例文』です!

極端な話、「教科書に登場する全ての例文を網羅すれば勝ち」なのです。


しかし、この例文1つ1つの『形』と『意味』を覚えれば良いという意味ではありません。

似たような『形』や、やや異なる『意味』が混在してしまうのが『文法』です。

このため、常に2つ以上の例文を比較して、更に理解を深める必要があります。



『形』と『意味』という2つの基準で、類似点と相違点を探すという分析が必須なのです。

例えば、以下の6つの例文を比較してみましょう!

『形』と『意味』に注目して、
類似点と相違点を探してみましょう。


  1. He is speaking English.
  2. Is he speaking English?
  3. He speaks English.
  4. Does he speak English?
  5. He can speak English.
  6. Can he speak English?

まずは、動詞の『形』に絞って類似点と相違点を探してみよう

(1)の肯定文と(2)の疑問文を比較すると、
6つの中で唯一「be動詞」を用いた英文の疑問文は、

「be動詞」が前に来るという「倒置現象」が起きるという事が分かる。


そして(5)と(6)でも、同じ「倒置現象」が起きている事から、


「be動詞」と「助動詞」は『文法』において
似ている性質を持っている事が分かるだろう。


しかし(3)と(4)を見ると、「一般動詞」のspeak(s)の
「倒置現象」は起きていないという違いがあ
ります。

しかも疑問文において、どこからともなく現れた
Doesという謎の単語が文頭にあ
ります



更には、なぜか疑問文においてのみ「speak」の「s」が
消失しています。

かなり謎ですよね。

ここでふと、類似点を思い出してみてください。


(3)と(4)においても、「倒置現象」が起きている

捉える事はできないかと推測してみましょう。

そこに気付くと、sが消えたという点と

組み合わせる事で、何かが見えてくるかもしれません。

実は(3)の肯定文において、
doesはspeakの後ろに重なって存在しており、

ちらりとsの部分だけ飛び出ちゃっている

という状態なのではないだろうか、と。

なるほど、それならば2番目に隠れている
doesが疑問文で前に出て来るわけだから、

他の疑問文と同じように「倒置現象」は
成立していると、腑に落ちるのである。

次に、英文の『意味』に絞って類似点と相違点を探してみよう。

全ての例文の類似点としては、
どれも動詞の現在形が登場している事から、

「現在」の状態を示している意味を持っている
という共通点が挙げられます。

しかし(1)と(2)の英文は、その「現在」という状態をより強めた意味を持っているという違いがある。

  1. He is speaking English.
  2. Is he speaking English?

実際に現在進行形の例文を思い出せば、
「今」に当たる「now」という単語が共に使われているものが多い。

「今その瞬間にまさに話している」という臨場感が、より伝わる英文になっているのです。

では逆に、(3)~(6)における「現在」とは何なのだろう?


3、He speaks English.

4、Does he speak English?

5、He can speak English.

6、Can he speak English?

(3)にあたる「彼」はおそらく、

昨日も普通に英語を話すし、明日も英語を話すのでしょう。


(5)にあたる「彼」はおそらく、

昨日も英語を話せるし、明日も英語を話せる能力は継続しているはずです。

このように、英語における「現在」には意外と

「幅」があるという事が分かる。

話が逸れるが、この「現在」の「幅」を実感する文法事項の代表例が「現在完了形」です。

・今に至るまでの「経験」
・ある時から今までの「継続」
・過程を経て遂に今辿り着いた「完了」。

どれも「現在」に至るまでの「幅」を感じる
『意味』を担っている事が分かるでしょうか。

ここまで深く英語の『文法』を理解できるようになるのが、

『確かな文法力』の完成形なのです!!!

最後に|宮崎県高校受験の英語対策|英文法編

単刀直入に話すと、『確かな文法力』を鍛え上げるには、

  • 教科書などの『例文』に何度も何度も触れながら、
    『形』と『意味』をセットで頭に叩き込む
  • 新しい文法事項を習う度、既出の文法事項と比較して
    類似点と相違点を探しながら更に理解を深める

この2つを心がけるのが、最も重要です!

1文1文をスムーズに読み解く必要が迫られる長文問題において、
『文法』がきっかけで英文そのものの理解に躓く可能性がある以上、
『確かな文法力』の習得は決して妥協できません。

この2つを意識して、『確かな文法力』を築き上げていってほしい!

『例文』の選別や触れるタイミングの計画、
文法事項の比較における視点の磨き上げなど、


なかなか自分1人で対処できずに困る事もあると思います。

そんなあなたは是非とも、気軽に相談してください。



あなたの『確かな文法力』アップを支えるために、個別相談に乗りますよ!

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